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青山コーチが教える!小学生の時期にやってほしいこと

編集部

スポーツをする小学生に是非知ってほしいこと、やるべきことをファンスポ!のアンバサダーでもあるプロコーチの青山さんに聞いてきました。

編集部スポーツをする小学生にぜひ知ってほしいことなどあれば教えてください。

1つのスポーツを続けることが大事ではない。いろんなスポーツをどんどんしよう

青山小学生の時期は一つのスポーツに決めつけるよりもいろんなスポーツをしたり、いろんな動きをとにかくしてほしいと思います。
動きといっても難しいことではなく木登りだっていいし、縄跳びだって、公園の遊具だっていい。いろんな動きをこの時期にどんどんすることがとっても重要です。

編集部いきなり意外な話ですね。なぜこの時期にいろんなスポーツやいろんな動きをするのが必要なんですか?

神経系の成長のピークは12歳

青山この小学生の時期には神経系を伸ばすことが非常に大切なんです。
これはスキャモンの発達発育曲線というのでわかっているのですが、12歳までが神経系、いろんな動きができるようになる成長のピークと言われています。

この時期にとにかく神経系を伸ばし、いろんな動きができることが、競技のプレイの幅だったり、質の向上や怪我の防止など様々なところに効いてきます。
また、将来「こんな動きはしないだろ」と思われるような特別な選手になれる可能性もあります。

あとで説明しますがこのいろんな動きの簡単な「動的ストレッチ(スイッチ)」をいくつか教えますので是非時間のあるときにどんどんやってほしいですね。

編集部なるほど。小学生の時期は1つの競技を突き詰めるよりも、いろんなスポーツやいろんな動きをすることで神経系を伸ばすことの方が大切なんですね。

過度な筋トレはダメ

編集部筋トレはこの時期どうなんでしょうか?

青山過度な筋トレは骨の成長、神経の成長の邪魔になる可能性が高いのでお勧めしません。
筋肉がつくことで可動域が狭くなり、いろんな動きができなくなるリスクも高まります。また、特定の部位だけを鍛えることで全体のバランスが崩れることにもつながります。鍛えるよりも使える筋肉の方が重要ですね。

この時期は無理して筋トレを過度にする必要はありません。

編集部そうですか。鍛えるのではなく使える筋肉。面白い考え方ですね。

正しい姿勢、正しい立ち方、正しい歩き方が重要

編集部他に何か特に重要なことありますか?

青山正しい立ち方や歩き方って、全ての競技の基本になる大事なことなのですができてない子が多いです。

なぜかというと現代人は靴の問題で指先を使わない浮き指の立ち方になっている方が非常に多く、それだとかかと重心になっています。
この状態だと腰に負担がかかるし、倒れやすい不安定な立ち方です。
そこで正しい立ち方、姿勢、歩き方の3つを覚えてほしいと思います。

正しいの定義ですが、ここでは「安定」「持続」「快適」と考えます。正しい立ち方、歩き方などを理解できれば体幹が強い選手になり、プレイ中倒れない。倒れないから怪我もしにくい選手になることができます。ぜひ覚えてほしいですね。

青山コーチが教える!正しい立ち方・姿勢・歩き方

編集部正しい立ち方、歩き方ですか。確かに小学生の頃から大人になるまで教わることないですね。是非スポーツをする小学生にはマスターしてほしいですね。

今がピークである必要はない。とにかくスポーツを楽しんで!

編集部今日はまずスポーツの基本となる大切なことをいくつも教えていただきました。ありがとうございます。
是非、スポーツを初めて始める子供達やその親御さんへメッセージをお願いします。

青山小学生の時期は「何種類のスポーツ、動き」ができるかが勝負だと思っています。

もちろん小学生の時期に自分の大好きな一つの競技が見つかることも素晴らしいことです。その場合は空いている時間でよりたくさんの動きができるようになって欲しいです。そのことが将来の選手としてのプレイの幅や選手としての成長の可能性を大きく広げることに繋がります。

また、歯を食いしばって練習をしたり、キツイ筋トレなどしなくていい。怪我をするまでやる必要はないです。
小学生の時期にピークを持っていく必要はありません。とにかくこの時期は決めつけないでいろんな可能性を広げる時期だと考えています。
スポーツは本来楽しいもの。小学生の皆さんには是非スポーツを楽しんでください!